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鼠(ねずみ)のことわざ

鼠を含むことわざや格言です。


大山鳴動して鼠一匹


窮鼠〔きゅうそ〕、猫をかむ
(又は、「窮鼠かえって猫をかむ」)


鼠とる猫は爪を隠す

・ 「能ある鷹は爪を隠す」と同じ。


鼠は沈む船を去る

・ 「Rats leave a sinking ship.」の和訳


いたちのない間の鼠

・ 日頃の強敵がいない時にほしいままに振舞うこと。


時に逢えば鼠も虎となる


千鈞の弩〔ど〕は鼷鼠〔けいそ〕のために放たず

・ 「千鈞の弩」は千貫目の重さの弓という意味。大きな志のある者は些事に心を煩わさない、という意味。


猛虎も時を失えば鼠に均し
〔もうこもときをうしなえばねずみにひとし〕


鼠は社に憑りて貴し〔ねずみはやしろによりてとうとし〕

・ 神社に居つく鼠は、神社を損壊するわけにもいかず捕らえることが非常に困難であることをもって、主君のそばで守られる奸臣をたとえた言葉です。


驥〔き〕をして鼠を捕らしむ

・ 能力ある人にその能力に見合った地位や職務を与えていないこと。又は、物の使いみちを誤ること。


袋の中の鼠

・ 逃げ道がないこと。


以上