羊(ひつじ)のことわざ
羊を含むことわざや格言です。
群羊を駆りて猛虎を攻む〔ぐんようをかりてもうこをせむ〕
千羊〔せんよう〕は独虎〔どくこ〕をふせぐあたわず
・ 弱いものが多数集まっても強いものには勝てない、ということ。
羊の歩み
・ 人の命が日々死に近づいていくことをたとえた言葉
蚊虻〔ぶんぼう〕は牛羊〔ぎゅうよう〕を走らす
小さな者が大きな者を動かすことをいう。
羊をして狼に将たらしむ
雀の千声鶴の一声〔すずめのせんこえ つるのひとこえ〕
・ つまらない者の千言よりも、力のある優れた人物の一言の方が価値や威力がある、ということ
亡羊の嘆〔ぼうようのたん〕
・「多岐亡羊〔たきぼうよう〕」と同じ。
・ 学問の道は多方面にわたっていて容易には極め難いという意味。転じて、方針が定まらず、何を選んだらよいか途方にくれることをいう。
亡羊補牢〔ぼうようほろう〕
・ 羊に逃げられてから檻を補修しても手遅れだということから、失敗してから改めても後の祭りだということ。また、失敗した後でも改めることが大事だという意味もある。
以上